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中国鉄道、電子発票(電子領収書)を全面導入。利用法Q&A2025.10.24

中国鉄路はこのほど、全国の鉄道で「電子発票(電子領収書)」制度の全面導入を進めていることを発表した。これにより、乗車券・払戻手数料・変更手数料などの発票は、すべてオンラインまたは駅窓口・自動券売機を通じて発行できるようになった。情報源
开具电子发票,你想问的全在这里啦~

乗車後180日以内に電子発票発行可能、紙の発票は段階的に廃止へ

電子発票の申請期限は、乗車券の場合は「行程終了日の翌日から180日以内」、払戻・変更の場合は「手続き完了日から180日以内」と定められている。申請は「鉄路12306」の公式サイトやモバイルアプリのほか、駅の窓口や自動券売機でも可能。
宛名(タイトル)を誤っても3回までなら

再発行可能

発票の宛名や企業情報を誤って入力した場合は、発行期限内であれば最大3回まで再発行が可能。再発行時には旧発票が自動的に「赤字発票(取消)」として処理され、新しい電子発票を使用して経理処理を行う必要がある。

代理購入・他人分の切符も発票申請可能

他人用のオンラインで購入した切符を、本人が駅で変更した場合でも、購入者は【スキャン発票申請票(扫码开票单)】を通じて電子発票を申請できる。駅窓口で申請票を受け取り、12306アプリでQRコードをスキャンすることで、必要情報を補完・認証後に発行できる仕組みだ。

国際列車は紙の領収書対応

現時点では、国境を越える「国際列車」の乗車券については電子発票サービスが提供されていない。必要な場合は駅の窓口または自動券売機で紙の領収書(换取纸质报销凭证)を受け取ることができる。

団体旅行は代表者が一括申請

観光・学生・研修旅行などの団体乗車券については、乗車者本人が個別に発票を発行することはできず、代表者(購入者)が一括で電子発票を申請する必要がある。

高齢者・ネット非利用者には「行程情報提示単(行程信息提示单)」

紙の切符に慣れた高齢者やネットを利用しない旅客には、駅窓口または自動券売機で「行程情報提示単」を印刷できるサービスも提供される。これは乗車日や列車番号、発着駅、座席などの情報を記載した確認用の書面で、領収書としては使用できない点に注意が必要だ。

XML形式の発票は「個人所得税」アプリで入手

電子発票はPDF形式とOFD形式の2種類で提供される。PDFは閲覧・印刷用であり、経理処理などでXML形式のデータが必要な場合は、「個人所得税」アプリを通じて照会・ダウンロードが可能となっている。
中国鉄道当局は「電子発票の普及により、発行手続きの簡素化と環境負荷の軽減を目指す」としており、今後は紙の発票から電子形式への移行が一層進む見通しとなっている。
ご興味がある方は、下記までお問い合わせください

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