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広州にガンダムベースがオープン、豊富なラインアップでファンを魅了2025.07.17

広州にもついにガンダムベースが誕生した。私にプレッシャーを与えるガンダムベースとは一体何者なんだ!?
01日本を代表するIPコンテンツ「ガンダム」が中国に進出
ガンダムベース広州は正佳広場の5階。連邦のV作戦の秘密が詰まっています
ガンダムシリーズは単なるロボットアニメの枠を超え、戦争、地理、歴史、経済、科学技術といった多角的なテーマを含む重厚な物語構成と複雑な人間関係が魅力である。直近では『ジークアックス』が放映され、25年冬には『閃光のハサウェイ・第2部』の劇場公開が予定されており、シリーズは継続的に新作が登場していることから、世界中で長年にわたって支持を集め続けている。
02 600種類を超えるガンプラが集結
ガンダムベースの魅力は組まれたガンプラが数多く展示していること。後でブリッジに上がってこい!修正してやる!
アラレちゃんダッシュ(笑)を決めるマチュの1番くじフィギュア(左)を見ると、米津玄師の『プラズマ』のサビの部分が自動で脳内再生される
一方、広州ガンダムベースには、600種類以上のガンプラやフィギュア、関連グッズが揃い、かつて日本で限定販売されたベース専売モデルや福岡「サイドF」限定品なども大量に陳列されている。日本在住者にとっては、羨ましさを禁じ得ない光景である。
RGフルコーンのスペシャルコーティング価格は脅威の1019元!!(日本は12760円だが店頭で買うことはほぼ不可能、転売中古屋から割高で買うしか方法がない)
03なぜ広州ではガンプラが潤沢なのか?
日本のガンダムファンが羨む広州ガンダムベースのラインナップの豊富さ。お台場に行ってもジークアックス系はゲルググ・スガイ機以外はありませんでした!!
まず、日本国内におけるガンプラの人気と需要の高さが挙げられる。日本はガンプラの発祥地であり、長年にわたり幅広い年齢層から支持されている。特に近年ではSNSや動画配信を通じて新たなファン層が急増しており、販売直後に完売する商品も少なくない。また、転売目的の大量購入者も存在し、一般ファンが商品を手に取りにくい状況が続いている。東京や大阪などの主要店舗は観光地としても人気があり、国内外の来訪者が殺到するため、店頭在庫が補充されても即座に売り切れる状況が常態化している。
一方、広州のガンダムベースが豊富な在庫を確保できているのは、バンダイナムコが海外店舗向けに独自の流通枠を設定しているためである。つまり、日本国内の在庫とは別に、海外市場向けに製造・供給される専用ルートが存在しているのだ。特に広州店のような新規出店や旗艦店舗においては、開業記念や販促目的で限定品や再販品が優先的に供給される傾向にある。
ガンダムベースは正佳広場の5階にあるが、写真の4階のフリーレンイベントがすごく気になる
なお、日本国内では品薄対策として、会場の入場制限・購入個数制限・抽選販売などの対応が強化されている。しかし、それにより「いつ行っても商品がない」という印象を与えやすく、結果的に棚が常に空に見える状況か、売れ残りしか揃っていない状況となっている。一方、海外店舗ではこうした制限が緩やかであるため、陳列棚が豊かに見えるという側面もある。