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【芸山季】キノコだくさんのさっぱり鍋で自然の味覚を堪能【B級グルメ探訪隊】2025.01.23

キノコ鍋を頼むと、こういったさまざまな種類が出てくる

先日広州を訪れたとき、友人らと向かった芸山季は、看板メニューである雲南産の野生キノコを使用した火鍋で、深圳の火鍋業界で新たな注目を集める存在となっている。店舗内の装飾スタイルも独特で、雲南の傣族風情をテーマにしており、随所に緑の植物や生花が配置され、清新で自然な雰囲気を演出している。

天河城7階にある芸山季。店内は広く6〜7名が座れる個室もある

 同店の看板メニューは、雲南産の名高い野生キノコと地鶏を使用した濃厚なスープの火鍋で、その香り豊かで深い味わいが一度口にすると忘れられないと言われている。また、羊肚菌(アミガサタケ)や松茸、穀物飼育の雪花牛肉といった雲南特産の食材をはじめ、糖腿破酥包(甘いハム入り焼きパン)などの特色ある軽食も提供されており、リピーターを惹きつけている。

古法野生菌湯鍋は石でできた鍋を電気コンロで加熱、沸騰させる

 ただし、キノコは半生で食べるとお腹を壊してしまうため、タイマーを片手にスタッフがしっかり茹で時間を管理。「さあ、食べ頃です!」という合図が出た瞬間、待ちに待ったキノコ鍋の本領発揮だ。鶏の旨味が溶け込んだ具材とスープをそっと掬い上げ、自分たちで作った特製タレにくぐらせて一口。
熱々のスープを吹きながら口に運ぶと、その瞬間、キノコ特有の芳醇な香りと深い旨味が一気に広がる。「こんなにもキノコが美味しかったなんて!」と驚くほど、自然の力が詰まったその味わいに、思わず感嘆の声が漏れる。鍋を囲む誰もが驚きの声を上げるほど、その美味しさに浸ってしまった。まさに同店の真骨頂を味わえる一品だった。

中国の鶏肉はわざと骨を残していることが多いが、無骨脆皮鶏は骨がないため食べやすい

左上から見手青、鮮脆海螺片、脆脆的牛黄喉、水性楊花(18元)

 鍋料理は、生の具材を入れて煮込むだけで美味しく仕上がる便利な料理である。煮加減は基本的にスタッフが管理してくれるが、自己責任で好みのタイミングで具材を掬い上げて食べることも可能であるため、待つことにストレスを感じることはない。
サザエをスライスした鮮脆海螺片(36元)や、牛の喉仏である脆脆的牛黄喉(48元)は、コリコリとした食感が特徴であり、噛みごたえがある。また、鶏の骨を抜き取った無骨脆皮鶏(58元)は、日本人にとって苦手とされる骨がないため、非常に食べやすい料理である。特に、日本人にとって人前で口から骨を吐き出す行為には抵抗があるため、このような骨なしの肉料理は非常にありがたい存在である。

鮮度の良い鮮切黄牛嫩肉(48元)網ボールに入れて湯がく

湯葉と海苔を巻いた紫菜響鈴巻(22元)も茹でる

左上から農家小酥肉、黒松露老奶洋芋、炙烤包漿豆腐tapas(38元)、ハムとキノコの炊き込みご飯の現燜宣威火腿牛肝菌燜飯(58元)

デザートは米と牛乳を煮込んで冷やした米布の上にマシュマロを載せ。抹茶パウダーとチョコパウダーをまぶした蒼山滴翠米布(左)と紅土流沙米布(共に84元)

 辛い中華料理に飽きたら、友人や同僚たちとこうしたさっぱりとした鍋料理を囲みながら寒い冬を乗り切るというライフスタイルも、食の都・広州ならではの楽しみである。鍋を囲む時間は、料理の味だけでなく会話も弾むひとときであり、心も体も温まるのが魅力である。

芸山季データ

住所:広州市天河区天河路208号天河城購物中心7F713-715

電話:191-2864-2173

営業:11:00〜22:00

予算:138元/人

 

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