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広東ナンバーのクルマが香港市内まで直行運転が可能に!最速で11月にも実現を目指す2025.10.17

粤車南下(広東ナンバー車の香港乗入れ)」計画に新たな進展があった。2025年11月には早くも広東省ナンバーの自家用車が直接香港市内まで乗り入れ可能となる見込みとなる。
情報源
粤A、粤B、粤C……可直接开车到香港市区!最快11月实现!
早ければ11月には実現
将来、広東ナンバーのクルマが香港に乗入れる日が身近になるときがくる

 香港特別行政区政府の「粤港澳大湾区速遞」によれば、10月初旬、香港運輸及物流局の陳美宝局長が「港車北上(香港車の大陸乗入れ)」と「粤車南下」の双方向実現を加速させる方針を示し、港珠澳大橋香港口岸の自動化駐車場および香港市区への入境システムを11月に同時実施できるよう調整を進めていると発表した。
香港特区政府は2025年7月2日に広東省当局との協議を経て同計画を正式に始動し、11月実施を目指すと明らかにしており、初期段階では1日あたり100台の乗り入れ枠を設け、観光、商談、親族訪問、展示会・会議・音楽会への参加、買い物やグルメなどを目的とする車両の香港市区走行を許可する予定である。これにより、粤港澳大湾区の人的・経済的往来が一層促進され、地域融合の加速が期待されている。
車両の乗り入れには

香港・中国の運転免許証も必要

 実施に際しては、香港行きの車両は保険加入および指定された検査センターでの車検が義務付けられ、運輸及物流局は内地数か所の車検センターを委託指定し、検査から情報提供までをワンストップで行う方針である。また「港車北上」と同様、広東ドライバーは香港運転免許証への切り替えが求められる見込みである。

香港ナンバーの大陸運転について

珠海から港珠澳大橋を渡り香港に向かうイミグレ

 さらに、港珠澳大橋の香港イミグレ人工島には香港空港管理局が建設・運営する自動化駐車場が新設され、2025年11月より段階的に稼働を開始。初期段階で約1800台分の駐車スペースを提供する予定である。一方、「港車北上」制度も最適化が進んでおり、香港運輸署は10月3日に、10月13日から「港車北上」車両の封閉道路通行許可証を不要とすることを発表し、「港珠澳大橋澳門口岸乗り換え計画」および「深圳湾特別配額計画」の対象車両も10月20日から同様の措置を適用することを決定した。これにより10万台を超える車両が恩恵を受け、越境移動の利便性と効率がさらに向上し、加えて9月1日以降は「港車北上」車両が毎週火曜・水曜に限り、事前予約なしで港珠澳大橋を通行できるようになっている(休日および橋無料通過日を除く)。
 これまで2地域を跨ぐクルマの運転には双方地域で認可されたWナンバーが必要でしたが、申請すれば運転できるようになります。広東ナンバーのクルマがWナンバーなしで香港市内(行ける範囲は制限がある)を運転できるには1日100台からとまだ少ない状況ですが、時間が進めば徐々に拡大してくでしょう。越境制度の双方向化が進めば、大湾区の交流促進が期待されます。なお、タイトルの「粤A、粤B、粤C」とは広州、深圳、珠海のナンバーです。
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