YUWA LIFE

  • TOP>
  • お知らせ>
  • 【Lia Café(松山珈琲屋)】北京路で行列の絶えない「味のデパート」。チャレンジ、全メニュー制覇!

INFORMATION

【Lia Café(松山珈琲屋)】北京路で行列の絶えない「味のデパート」。チャレンジ、全メニュー制覇!2025.07.31

同店オーナーのLia(左)さんと料理長のKENさん

日本人、中国人、中東諸国の方々といったさまざまな国籍・地域の人々から愛され続け、すでにオープンから13年経過したLia Café(松山珈琲屋)。多くの飲食店の競合がひしめく食の都・広州でコロナ期を挟んで13年間もお店を維持していくことは容易なことではない。

今回は、まだ同店を知らない読者向けに300種類以上あると言われるメニューの中から是非食べてもらいたいメニューをご紹介。皆さんの食べたい美味しい料理が発見できるかも。

300種類のメニューの秘密

和洋中東南亜といったメニューが300種類以上!ハンバーガーやピザトーストといったパン系のメニューも豊富。松山バーガー(58元)は食べ応え抜群!パテの配分は牛7豚3

 

同店の魅力と言えば、300種類以上軽く超えているメニューの存在。お刺身系や生食用を除く料理はほとんどあると言ってもいい。オーナーのLiaさんは「4階まで客席があり座席数も比較的多いので色々なお客様に多彩なメニューを楽しんでいただけるようにつくりました。また、地元の方はもとより、日本人や外国人のお客様、特にベジタリアンやハラルフードにも対応したいと考えていましたので結果的に商品数が多くなった感じです」と語る。

Liaさんと料理長のKENさんは得意分野が異なるため、それぞれの強みを合わせると色んな物が出来上がる。さらにゲストのリクエストや、季節に合わせた限定メニューなど、いつも考えながら試行錯誤している。

日本人の技術が染み込んだラーメン

ラーメンを作っているKENさん

また、同店の看板料理としてほとんどの日本人は「ラーメン」を挙げている。監修はもちろんKENさん。彼が飲食業界との関わりを持ったのは26年前。日本の「博多一風堂」にアルバイト入社2カ月目のころ、自分が作ったラーメンが来店客に喜ばれ、「もっと喜んでもらいたい!楽しんでもらいたい!」という感謝の気持ちが今に至るルーツとなっている。その後、福岡で正社員となって活躍し、京都の錦小路店店長、大阪の池田店と梅田店、高槻店の新規立ち上げ店長としての経歴を重ねてきた。

梅田店に在籍していた当時、広州での新店舗立ち上げに向けて各地を調査していたLiaさんが、アルバイトとして同店に加入した。彼女はその際、「中国・広州で一風堂レベルのラーメンを提供する店舗を立ち上げたい」との構想を抱いていた。このビジョンを実現するにあたり、KENさんの力が不可欠であると考え、彼にプロジェクトへの参加を打診した。KENさん自身もこれまで活躍し来てきた日本国内にとどまらず、新たな土地で挑戦したいみたい思っていたため、12年前に高槻店の立ち上げを完了させてから広州に来た。

看板ラーメン美味さの秘訣

松山ラーメン(38元)は、LiaCafe開業当初に提供された最初のラーメン。KENさんがこれまで培ってきたラーメンの技術と経験が凝縮されている

今ではラーメンの現場はKENさんがリーダーとなり、技術が必要な仕込みとかは本人自身でやるようにしているものの、スタッフと一緒に作業を行い、手本を見せつつ教えることで、少しずつ身につけてもらう教育を行っている。スープが完成したら、骨を抜いてスープを濾して均等に分ける技術は習得済だ。

数あるラーメンの中でも特におすすめしたい一品が「松山ラーメン(38元)」である。店舗名を冠したこのラーメンには、同店の中国人パートナーによる発案が背景にある。彼は大の日本好きであり、「コメダ珈琲」や「上島珈琲」のように、料理に店名や人物名を冠することがブランド力の向上につながるという日本の文化に着目し、「料理にもオーナーの名前を付けたほうがよい」と助言した。この言葉を受け入れたことで、同店では看板メニューにオーナーの名「松山」を冠するようになり、「松山ラーメン」はその第1号として誕生した。

このラーメンは豚骨スープに醤油だしを少しづつ加えており、麺は細麺を使用。博多一風堂に近い味に仕上がっている。

7種類の野菜を炒めてミキサーにかけたイタリアン風トマトラーメンは、リアさんが考案し、KENさんが味調整。生唐辛子を入れるとスープにコクが増す

また、変わり種ラーメンとしてお薦めは、イタリアン風トマトラーメン(42元)で、こちらはベジタブルポタージュから派生したラーメン。甘めのスープに刻み生唐辛子を加えると不思議とコクが出る。

それ以外でも、うどん・蕎麦類、パスタ、ドリア、サンドイッチ、サラダ、おつまみ系揚げ物、炊き込みご飯、肉類、シーフード系、スイーツ、お酒などなどこだわりの手作り料理が揃っており、来る人々の胃袋を飽きさせない。
日本国内のレストランでさえ、これほどまでに多彩な品揃えを誇る店はそう多くはない。異国の地に誕生した、日本人向けの癒し系食堂として、全メニュー制覇に挑戦してみたいという気持ちにさせられる魅力がある。

鶏白湯ラーメン(42元)のベースは豚骨スープ。それに塩ダレベースで味をつけている

 

 

魅力的な同店の人気メニュー一覧

ベーコンエッグパニーニ(48元)。目玉焼きの黄身を崩している。シーザードレッシングを仕様

チーズが載ってもふんわりしているピザトースト(48元)

ボリュームが多いため、大勢で注文するとコスパが良い唐揚げ&フランチフライ(48元)

マッシュルームのアヒージョ(55元)は、オリーブオイルから作ったガーリックソースが美味

松山牛扒(138元)は、アンガス牛の肩の肉を使用。生焼けのまま、熱した鉄板の上で好みに焼くことができる。ソースはクリーミーマッシュルームソースとブラックペッパーソースの2種類

松山牛扒(138元)は、アンガス牛の肩の肉を使用。生焼けのまま、熱した鉄板の上で好みに焼くことができる。ソースはクリーミーマッシュルームソースとブラックペッパーソースの2種類

きのことベーコンのミートソースドリア(48元)のミートソースは自家製

チキンライスもトマトソースも自家製のオムライス(38元) 

自家製スパイシーなクリームソースを使った、エビのスパイシークリーミーソース(98元)

ボリューム満点のスモークサーモンサラダ(68元)

一度食べると病みつきになる、きのこの和風スパゲッティ(42元)

焼き餃子(38元)とピリ辛もやし(28元)

毎朝市場から粒の大きいカキを仕入れて作るチーズ&ガーリックオイスター(88元)。粒が大きく美味しい牡蠣がいつでも食べられる

イカロール(48元)。右上のタレはスイートソース

生地をワッフルマシーンに入れて両面焼いた、フルーツワッフル(45元)

抹茶パフェ(38元)とブリュレ(38元)

電球ソーダ(各28元)イチゴ、ピーチ、キウイの3種類の味

自家製サングリア。グラス(58元)、ピッチャー(168元)

Lia Café(松山珈琲屋)データ

住所:広州市越秀区禺山路27-29
電話番号:020-8334-6866
営業時間:11:00〜23:00(L.O.)
予算:80元

地下鉄6号線北京路駅B出口より北に徒歩5分

ご興味がある方は、下記までお問い合わせください

その他のお知らせ

CONTACT お問い合わせCONTACT お問い合わせ

CONTACT