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越秀区東風路にて無人自動運転バスが試験運行開始2025.04.30

越秀区でも無人運転バスが登場※いらすとや

 4月29日19時、広州公交集団では、広州市越秀区東風路にて「羊城スマートバス文化観光デモ路線(羊城智慧巴士文旅示范线)」の試験運行を開始した。市民は毎日19時から21時の間、東風路で広州市中心部の幹線道路における初の自動運転バス路線を体験することができるようになった。動画が微信でたくさん上がっているのですぐに見つかる。
情報源
今晚,正式开通试运营!广州街坊纷纷尝鲜

 

動物園から南の梅東路総站が起点

 「羊城スマートバス文化観光デモ路線」は循環路線で運行区間は東風路の梅東路総站(動物園から南に徒歩5分)を出発し、終点も同様の梅東路。東峻広場、越秀橋、中山記念堂(市総工会)、広州医科大学(広医)、広東大厦、先烈南路口などを経由し、全長は約13.6㎞、運行時間は約55分。

試験運行中は4台のスマートバスと1台の予備車両が投入され、運行時間は毎日19:00〜21:00、約20分間隔で運行される。新規のバス停は設けず、既存のバス停に停車するが、複数のバス停がある場所では指定されたバス停(例広医②)にしか停車しないので要注意。バス停は、スマホアプリの「百度地図」や「車来了」調べることができる。

 

西行き:
梅東路総站→東峻広場站②→越秀橋站②→中山紀念堂②(市総工会)→広医②
折り返し:
広医③→広東大厦站①→先烈南路口(環市東路経由)→梅東路総站

 

羊城通やNFC決済に対応

 スマートバスは各車6人までの乗車制限があり、立ち席は設けられておらず、各車には安全員が1名乗務している。料金は1人あたり10元、試験運行期間中は割引価格の5元。予約不要で、サービス時間中は停車駅で直接乗車可能です。羊城通(交通ICカード、スマホ乗車コード、NFC決済など)に対応しているが、通常の公共交通運賃割引の対象外。乗客はWeChatミニプログラムの「广州公交社区から巴士出行-自动驾驶」でバスの位置情報などを確認できる。

 

外観は南方獅子、中身はハイテク満載

 同バスのスタッフは安全員であり、現行の法律・規制に基づき、自動運転車両のデモ運行には安全員の同乗が義務付けられており、乗客と乗務員の安全が最大限に確保される。同バスは、レーザーレーダー、ミリ波レーダー、高精度カメラなどの自動運転用モジュールを搭載しており、緊急時には乗客の安全を確保しつつ、即座に減速または停車するよう設計されている。
もし緊急事態が発生した場合、同乗の安全員が即時に車両を引き継ぎ、手動操作で車両を制御。同乗者による操作は、遠隔操作よりも優先される設計となっている。

同バスデザインは、5種類の醒獅(獅子舞)のデザインが施されている。これは南獅文化からインスピレーションを得たもので、「テクノロジーが都市を支え、人文が未来を育む」というビジョンのもと、「文化観光の広州」を中心とした理念に基づいてデザインされており、広州の代表的な都市要素を取り入れながら、自動運転の先進性と現代性を強調している。獅子が頭を高く上げる姿勢を巧みに活かし、美学的バランスを表現し、テクノロジーと自然の共生を象徴、時代の先端を行く都市精神を体現している。

 これまで市中心部から遠く離れた場所で試験運行を行っていた無人運転バスが遂に越秀区でお披露目。ただし、あくまでも試験運行という名目ゆえ夜の2時間営業と、20分に1本の運行、定員6名の立ち席なしという縛りだと、始発駅となる「梅東路総站」で列ができていればなかなか乗車する機会は難しい。試運転期間が終わり、普通に乗れるようになれば是非体験乗車してみたいものだ。

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