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広州市の公共交通機関を使い倒す【広州のトリセツ5】2025.04.30

広州市の公共交通機関を使う【広州のトリセツ5】
広州市内を走る公共バス
1地下鉄(广州地铁/Guǎngzhōu dìtiě)
距離に応じた運賃制(通常2元〜10元程度)です。交通カードやQRコード決済を利用すると、割引が適用される場合もあります。
利用手順
羊城通交通カード。最近は嶺南通が増えておりコンビニで販売している
2. 切符を購入→または交通カード/QRコードで入場します。
・切符(トークン)は券売機で購入可能ですが、稼働している券売機は減っています。
・交通カード(羊城通)やスマホアプリ(微信、支付宝、「広州地鉄」アプリ)のQRコードを利用すれば、改札機の読み取り画面にタッチするだけで入場できます。
3. 乗車 → 駅・車内の案内は中国語と英語の両方で表示されています。
4. 下車・改札を出る → トークンは回収されます。交通カードやスマホQRコードはタッチして出場します。
注意点
平日のラッシュ時(特に朝7:30〜9:00、夕方17:30〜19:30)は非常に混雑します。特に、3号線の「広州東〜林和西〜体育西〜珠江新城〜広州塔〜客村」区間は、駅に入るまで長蛇の列ができるため、乗車には十分ご注意ください。
Alipayミニプログラムでの地下鉄利用方法
・Alipayを立ち上げ、「出行」を押します。
・画面右上で「広州」を選択し、「地鉄」を選びます。
・同意にチェックを入れると、地下鉄乗車用QRコードが表示されます。
「広州地鉄」アプリの使い方
地下鉄11号線を多用すると移動が楽?
11号線の地図。広州駅と広州東駅は未開業
2公共バス(公交车/gōng jiāo chē)
・BRT(快速バス。専用レーンを走行。ただし、今後路線数は縮小傾向)
・深夜バスも運行されています。
・交通カード、現金(お釣りが出ないので注意)、または微信/支付宝のバスコードで支払います。
2. バスに乗車 → 乗る際に支払うスタイルが一般的です。
3. 降りたい停留所が近づいたら、車内のボタンを押して降車を知らせます。
4. 降車時は、バスを降りたあと、左右から来る電動自転車にも十分注意してください。
・「百度地图」または「高德地图」→地図アプリとして、移動計画に便利です。
Alipayミニプログラムでのバス利用方法
3滴滴出行(Didi Chuxing)
基本情報
・中国最大の配車アプリで、タクシーや個人運転手の車を呼ぶことができます(Uberに類似)。
滴滴の画面
1. 滴滴アプリをダウンロードします。
2. 目的地を入力します。
3. 車種を選択します(「快车(一般)」「优享(高級車)」「专车(専用車)」「拼车(相乗りで割安)」など)。
4. 配車ボタンを押して車を呼びます。
5. アプリ内決済(WeChat PayまたはAlipay)で支払います。
・英語版の利用も可能で、外国人対応が改善されています。・通常のタクシーに比べ、ドライバーの無礼な対応は少ない傾向にあります。
注意点
・本人確認(認証)が必要な場合があります。パスポート情報を事前に登録しておくと安心です
4交通カード(羊城通、嶺南通)
・「羊城通」:広州市内がメイン。
・「嶺南通」:広東省全域対応(広州、深圳、珠海など)。
購入場所
・地下鉄駅の窓口
・セブンイレブンやファミリーマートなどのコンビニ(最近では、購入時に実名登録と携帯番号登録が必要な場合があります)
・地下鉄駅のチャージ機(ペイ決済も可)
・コンビニ(現金のみ)
・WeChatやAlipayの「交通NFCカード」機能でスマホタッチ乗車も可能です。
特典
・地下鉄・バス利用で、ひと月以内に80元以上利用すると20%割引、200元以上利用すると50%割引が適用されます。
広州は交通インフラが非常に発達しており、アプリやカードを上手に活用すれば、安く・スムーズに移動することができます。初めて訪れる方でも、微信(WeChat)と支付宝(Alipay)をインストールしておけば、たいていの移動に困ることはありません!