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死了么からDemumuに名称を変えても支持される理由2026.01.15

 近年、中国の若者の間で「死了么(死んだ?)」という名称のアプリが注目を集めている。同アプリは、インストール後に一定期間(約2日間)ユーザーの操作や反応が確認できない場合、あらかじめ設定した重要な相手に緊急通知が送信される仕組みを備えており、一人暮らしの若者を中心に利用が広がっている。
こうした中、1月12日、「死了么」アプリの公式アカウントは、現在も資金調達に関する協議を進めており、現時点では売却していないと明らかにした。本ラウンドの資金調達は今週中に正式にクローズする見込みで、進展があれば速やかに共有するとしている。

また、著名なインターネット業界関係者や大手投資機関から相次いで連絡があり、夜通し協議が続いていることも明かした。急速に高まる注目度について、創業者は「正直なところ、大きな精神的プレッシャーを感じている」と述べている。

 1月13日夜、南都N動画の記者が「死了么」アプリのチームに取材したところ、慎重な検討を経て、同アプリは近日リリース予定の新バージョンから、正式にグローバルブランド名「Demumu」を採用することが明らかになった。
これまで、「『死了么』という名称は縁起が悪いのではないか」との指摘もあったが、創業者の呂氏はインタビューに対し、命名の着想はネットユーザーの実際のニーズから生まれたものだと説明している。「ヒットするとは思っていたが、ここまで爆発的な反響になるとは想像していなかった」と語り、自身も深圳で一人奮闘してきた中で孤独を感じた経験があるとして、「この名前が悪いとは思っていない」との認識を示した。

 同日、呂氏は南都の記者に対し、グローバルブランド名として「Demumu」を採用することを正式に認めた。「私たちのサービスは海外でも爆発的な成長を遂げている。今後もDemumuは『安全を見守る』という原点を大切にし、中国発の見守りソリューションを世界に届け、より多くの一人暮らしの人々にサービスを提供していきたい」と述べている。

社会人になると、どうしても対人関係の希薄さが目立つ。下手すると何かあっても誰にも気が付かれないこともあるので、このアプリは自分の生存を確認する大事なツールである

 同アプリが注目を集めた背景には、話題性や奇抜さだけでは説明できない、中国の若者が直面する構造的な孤独がある。改名前の「死了么(死んだ?)」という名称は、縁起の悪さが指摘されつつも、「自分に何かあっても誰にも気づかれないのではないか」という不安を直接的に表現し、強い記号性を持っていた。この違和感が議論を呼び、結果として高い注目度につながった。

 機能は極めて単純で、一定時間反応がない場合に事前登録した連絡先へ通知するだけである。日常的な人間関係や同居家族の存在を前提とせず、大都市で単身生活を送る若者にとって、過剰な機能を排した現実的な安全装置として受け止められた。
共感を集めた要因は、交流の欠如ではなく、「緊急時に自分の異変を察知し、行動してくれる人がいない」という感覚にある。深圳や上海、北京、広州などでは、人は多いが関係は浅く、家族や地域といった従来のセーフティネットも弱体化している。

 同アプリは孤独を解消するものではなく、「生存を確認する」という最小限の関係性を提示するにとどまる。その限定性こそが、過度な介入を避けつつ現実的な安心感を提供し、幅広い共感を得た要因である。注目すべきは機能や名称以上に、そこに映し出された都市生活者のリスク認識の変化だろう。

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