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【完全版】第2回友和カップ争奪戦。日中友好リレーマラソン大会開催【友和グループ】2023.06.23

15チーム、84名が出場!
2023年6月18日(日)、広州生物島香嵐官洲ホテルにて第2回「友和カップ」日中友好リレーマラソン大会が開催された。
日中平和友好条約締結45周年の節目を記念して開催された同大会では、近隣国同士がお互い励まし合い向上するという意味の「新起航・心出発(新たな出航、心より出発)」というスローガンのもと、第1回開催時の11チームを上回る、15チームの84名出場選手及び関係者を含んだ約150名が参加した。両国のチーム及び選手たちはお互いの健闘を称え合った。
3日前に変更が決まった会場
「昨年末まで続けられた厳しいコロナ規制も今年の頭には終了し、開催の障害がなくなった2023年。2回目のコロナピークの襲来に注意を払いながらも盛り上がりが期待される同大会。」
と、ここまで順調に準備を進めていたが、好事魔多し。本来使用予定だった海珠国家湿地公園は大会3日前に急遽使用禁止となってしまい、慌てて代替地を探した結果、広州生物島の香嵐官洲ホテルが大会会場に決定した。
何とか会場を見つけられたものの6月は、集中豪雨と猛暑が交互に襲いかかる季節でもあるため、レースが終わるまでレース関係者たちは気が抜けなかった。
しかも、前日の天気予報は雨マークで傘を持った状況での開催という、最悪のコンディションもあり得た。
厚い雲の間から太陽光が差し込み気温が上昇すると予想されるなか、84名の選手が一同に整列。粛々と開会式が行われた。広州走友会会長の竹内将人氏が開会の挨拶を行い、そのあと準備運動を開始。

各チーム一斉にスタート!
今回のレース規定は、3時間という枠の中で1チーム最大6名の選手たちが2名同時に出走し、1周6.5㎞の生物島を時間内にどれだけ周回を重ねることができるかを競うレース。途中何度も交代できるため、各チームの選手たちは1周ないし2周ごとに交代を行い、体力を温存する作戦を取った。
ただし、一緒に走る両選手のタイム差は、10秒以内というルールもあるため、走行中の個人技よりチームワークの判断が要求される。
体力と脚に自信のある選手が揃うチームでは、1人3周こなす選手もいた。スタート時はカンカン照りだった天気も、その内に曇ったり風が出てきたりと、少し走りやすい環境になった。
バトンを他選手に渡し一旦走り終わった選手たちは、主催者が用意した食事を取り、スポーツドリンクを飲んで、次の英気を養った。
選手一人一人が無事に走り終え、次の出走に支障をきたさないように、救急車2台付きの医療班を常駐させたり、3㎞地点で医療ポイントを設置。走行中もアシスタントスタッフが自転車に乗って伴奏し、軽食の差し入れや救助サインが出たときは、すぐに医療班に連絡するなど万全のサポート体制を確立。
もちろん、走り終わったあとの選手をケアするために、マッサージエリアやアイシングエリアを用意。参加者全員誰一人として落伍せず、周回を重ねることが出来た。
アベンジャーズが初栄冠に輝く
会場の変更により1周2.3㎞から倍以上の6.5㎞に距離が延びた同大会。
1周ごとに選手交代ができるため自分の持ち前のスタイルで軽やかに走る選手や、選手交代で起こる熱い掛け声で奮起する選手、途中から速度を上げて他チームを突き放す選手など、参加選手たちの様々な顔が見られた。
選手たちの中には、サポーターによる「自転車の伴奏」が心強かったという声が多かった。
レースも佳境に差し掛かり、次第に選手に疲労の色が見られ始めたが、なかには1人で3周こなす猛者も!
レース前に他選手が棄権してしまい、圧倒的な不利な状況下のなか、1人で3周をこなす大小聯盟の最年少選手は何と9歳!ゴール直後、周囲から盛大な拍手が贈られた。
長いように感じられた3時間も、気がつけばあっという間に終わり、周回を重ねていた2名の選手たちは次々とゴール。なんだか空の雲行きが怪しくなりはじめたが、完走したチームたちの喜びもひとしおだった。

会場裏では選手用のストレッチエリアが設けられている
ほとんどのチームは自分たちで走りきれるペースを守ったのに対し、優勝を決めたアベンジャーズは最初から勝ちを狙いに行く作戦を敢行。1組1周30分の計算として、同大会最高圏となる6周を走り抜いたのであった。

優勝チームはアベンジャーズ
3時間3分17秒 6周

栄えある優勝チームには、記念メダルと賞品が贈呈された
最後の最後で暴風雨に遭い、一旦中断となった表彰式だったが、なんとか成功裏に終わった同大会。
友和グループが掲げる「奔跑永不止步(立ち止まることを止めない)」に則り、次回以降も開催する方向でいるので、今回参加できなかったチーム及び棄権したチームは、捲土重来を果たすべくぜひ検討していただきたい。
レース結果
※ 今回の大会ではルールに則り女性がいるチームには、下記レース結果からマイナス5分のタイムを表示します。
1〜6位までのチームにはタイムを掲載します。

2位 speed star 2時間53分34秒 5周

3位 チャレンジャーズ 2時間55分34秒 5周

4位 白雲山大学競走部 2時間58分16秒 5周

5位 友和楽跑会 3時間5分2秒 5周

6位 ざ・び・る・す♡ 3時間8分11秒 5周

7位 乗風破浪 5周

8位 領航一 5周

9位 YUWA Running bar 5周

10位 へべれけーず 4周

11位 友和生活 4周

12位 友誼隊 4周

13位 GZB1 4周

14位 GZB2 4周

15位 大小聯盟 3周

ラッキー賞は、JAL日本航空のアップグレード券

スペシャル年齢賞
イベントの各関係者
・主催:友和グループ
・協力:広州市絲路創意体育有限公司
・協賛:JAL日本航空広州支店、三得利(中国)投資有限公司、スシロー広州、広州益力多乳製品有限公司
・会場:広州生物島香嵐官洲ホテル
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