中国メディアが2月6日に伝えたところによると、浙江省杭州市を拠点とする人工知能（AI）新興企業の深度求索（ディープシーク）が開発した生成AI—モデルは、公開から20日間で1日当たりのアクティブユーザー（DAU）が2215万人に達した。米オープンAIによる生成AI「チャットGPT」の41.6%に達し、AIサービスとしては史上最速のペースで成長している。

チャットGPTのDAUは5323万人で最も多かった。高性能低コストで世界のAI界に衝撃を与えたディープシークは2位に急浮上した。ショート動画アプリ「TIKTOK」(ティックトック）の運営企業として知られる中国の宇節跳動科技（バイトダンス）が開発したAIモデル「豆包」は1695万人で、これらに続いた。好調なダウンロードに合わせて、ディープシークはA1関連人材の採用を強化している。杭州と北京で新卒者を対象に、人間並みの知能を持つ汎用A1（AGI）技術の研究開発に携わる技術者計3人の募集を開始した。春節連休を終えて営業を再開した5日には、既に数人の若い求識者がディープシーク本社を訪れたという。ディープシークの探用活動は、中国の大手テック企業間の若いA1人材の争奪戦を過熱させると予想されている。

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