YUWA LIFE

  • TOP>
  • お知らせ>
  • 【11月1日より実施!】電動自転車製品の認可および業界規範管理強化について

INFORMATION

【11月1日より実施!】電動自転車製品の認可および業界規範管理強化について2024.10.17

日本の電動自転車(いらすとやより)

筆者も何度か乗ったことのある電動自転車。足の筋肉を使わずバッテリーで駆動でき、きつい坂道でも楽々登りきれる。最近の車種はバッテリーを外して他所でも充電できるとなかなか利用勝手が良い乗り物だ。しかし、搭乗者のモラルの意識、バッテリーの発火、違法改造といった問題も抱えていることも忘れてはいけない。今回は、国より施行された新たに電動自転車を購入する際の注意事項を取り上げていく。

紧急通知!事关广州电动车:下月起,将强制执行!

 中国では、2024年11月1日以降に施行される『電動自転車電気安全要求』等の関連強制国家標準に適合しない電動自転車の製造、販売、輸入が禁止となった。また、同日より有効な認証証書を持たない電動自転車は、登録およびナンバープレートの発行が行われなくなる。
各地域の市場監督機関は、電動自転車の製造および販売業者に対して品質安全の責任を徹底させ、違法行為に対する監視と取り締まりを強化していくとのこと。これには、市場監督総局、工業情報化部、公安部、国家消防救援局の4部門が共同で声明を発生している。

1強制的な国家基準を厳守

現行の電動自転車に関する強制的な国家基準には、GB 17761-2018、GB 42295-2022、GB 42296-2022、GB 43854-2024などが含まれる。2024年11月1日より、新しい修正規定が施行され、基準に適合しない製品は生産・販売・輸入が禁止となる。

2強制製品認証の徹底

認証機関は、新しい基準に基づき電動自転車の認証を行い、2024年10月31日までに認証の変更を完了しなければいけない。変更が行われない場合、認証証明書は一時停止または取り消される。

3製品品質と認証管理の強化

各地域の監督部門は、電動自転車の製品品質や認証の管理を強化し、違法な認証活動を厳しく取り締まる

4登録とナンバープレートの管理強化

警察は、販売証明書や認証書類を確認し、2024年11月1日以降、無効な認証書を持つ電動自転車の登録を拒否する。

5産業規範の管理強化

工業情報部門は、企業に対して技術改良を推進し、基準に適合しない企業を監督・是正する。

これにより、電動自転車の安全性がさらに強化され、品質基準を満たしていない自転車は市場に出回らなくなることが期待される。11月1日以降、規定に適合しない電動自転車は登録やナンバープレートが発行されないため、購入や使用の際は注意が必要になる。警察がどこまで取り締るかは予測できないが、ある日突然大掛かりな取締キャンペーンを実施することもあるので、所有する電動車に違法性がないかどうか確認してみよう。

ちなみに、購入時と取扱に付いての

注意事項については以下の通り。

一.購入時の注意点
①信頼できる正規の販売店で購入
信頼できる、証明書が揃っている正規の販売店で電動自転車を購入し、必ず領収書を受け取ること。これは後日、消費者が権利を守るための重要な証拠となる。

②強制的製品認証(CCC認証)の確認
電動自転車は法律に基づき強制的な製品認証(CCC認証)が必要。製品のCCC認証証書および製品合格証の情報を確認し、実物と照合すること。

③バッテリーの安全機能の確認
電動自転車のバッテリーが低電圧、過電流保護、短絡保護機能を備えているか確認し、付属品に説明書、合格証、ユーザー警告説明書などが含まれているか細かくチェックすること。

④ペダル走行能力とバッテリー仕様の確認
製品がペダルによる走行能力を有していることを確認し、車載バッテリーは補助エネルギー源として使用され、定格電圧が48V以下であることを確認すること。

二.使用時の注意点
①製品説明書の熟読と正しい使用

使用前に製品の説明書をよく読み、説明書の指示に従って正しく電動自転車を使用すること。

②適切な充電器の使用

充電時には必ず車両付属の充電器を使用し、異なる種類の充電器を混用しないこと。

③安全な充電環境の確保

電動自転車の充電は可燃物や爆発物から遠ざけて行い、低温、高温環境や室内、階段、廊下での充電を避けるように。また、飛び線充電や一台で複数充電を行わないこと。充電中は充電器の上に物をかけないように。

④充電器とバッテリーの接続・

切断時の注意

充電時には必ず車両付属の充電器を使用し、異なる種類の充電器を混用しないこと。

⑤走行中の充電器の取り扱い

走行中には充電器を車両に置かないこと。道路の凹凸によって充電器内部で短絡が発生し、充電時に発火する恐れがある。また、雨天や水たまりのある路面での走行を避け、電動モーターの浸水を防ぎ、充電時の短絡や発火を防止すること。

⑥バッテリーの冷却

電動自転車の走行終了後、バッテリーは20分以上冷却し、正常な温度に戻ってから充電すること。

⑦バッテリーおよび充電器の定期点検

バッテリーに膨らみ現象がないか、充電器が正常か定期的に確認し、交換が必要な場合は電動自転車の説明書に記載されている対応する型式のものを選ぶこと。

⑧長期間使用しない場合の

バッテリー管理

長期間電動自転車を使用しない場合、バッテリーの適切な電荷レベルを維持するために定期的に充電する。

 特に二のバッテリー扱いについて事細かに書かれているので、逆に中国メーカーの信頼性が心配になる。それにしてもここまでトラブル多発するとなると、電動自転車のバッテリーは相当ヤワで危険なものとして受け取られがちになりかねないと思うが…。よく燃えるショート動画も上がっているし。

 

ご興味がある方は、下記までお問い合わせください

その他のお知らせ

CONTACT お問い合わせCONTACT お問い合わせ

CONTACT