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粤港澳大湾区内の「越境旅行」が人気、港珠澳大橋経由の旅客が新記録 お役立ち情報 その他 2025.02.11

「家族みんなが大陸に行って新年を迎えたいと思っている。おいしいものも遊ぶところもあり、さまざまな体験ができるので、とても期待している」。このように話す香港特別行政区の住民の許彦萍さんは、春節(旧正月、今年は1月29日)を迎えて4日目に当たる2月1日、朝早く家族を連れ、港珠澳大橋(香港・珠海・マカオ大橋)経由で広東省にやって来た。珠海で三竈鶴の舞いを鑑賞し、江門の開平市で楼閣(碉楼)を眺め、仏山市順徳区でグルメを味わうなど、家族で過ごす粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市クラスター)内の春節「越境ディープ旅行」にはたくさんの楽しみがある。

港珠澳大橋は「1本の橋で3エリアを結び」、大湾区の春節「越境旅行」に勢いを与え続けている。出入境・国境検査所の関係部門がまとめた統計によれば、旧正月の大晦日に当たる1月28日から旧正月の3日目に当たる1月31日まで、同大橋を経由して出入境した人は前年同期比22%増の延べ45万4000人、車両は同32%増の延べ6万9000台に上った。そのうち31日の出入境者数は延べ15万6000人に達し、同大橋の開通以降の1日の最高を更新した。そのうち香港と澳門からの観光客が出入境者の6割以上を占めたという。

 

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