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【蘭鰻】関東風うなぎと手打ちうどんが光る、日本料理店の新たな門出2025.08.08

2024年11月に営業再開した蘭鰻の店内の様子①
蘭鰻の店内の様子②
個室の一例
かつては鰻としゃぶしゃぶの店として体育西横街にあり多くの日本人から親しまれた日本料理店の「蘭鰻」が、2024年6月に約6年間の幕を下ろした。その半年後の11月、店主の日本料理への情熱が形として同じエリア内に新規店舗として営業を再開した。
新規店舗は、全32席を備え、バーカウンターでは一人でも落ち着いて食事を楽しめる造りとなっている。カウンター席は友人同士の小規模な会食に適しており、さらに3室の個室はすべて開放可能で、最大14名までの利用に対応。個室とカウンター席は明確にエリア分けされており、静かで丁寧な接客が求められる場面にも適している。店内には常時ジャズが流れ、穏やかで上質な空間を演出している。
厳選素材と伝統技法が生む珠玉の一皿
蘭鰻の名物と言えばひつまぶし。1回で3度美味しくいただける鰻は、関東風の手法で一度蒸してから、長炭を使って炭火で香ばしく焼き上げる。
同店の看板料理は、ひとつは活鰻を使ったひつまぶし(1人前128元〜、2人〜4人前も用意)。肉質の弾力に優れた新鮮な鰻を仕入れ、関東風の手法で一度蒸してから、長炭を使って炭火で香ばしく焼き上げる。仕上げに使われる鰻のたれは、同店の料理人が独自に配合した秘伝の味である。
野菜に豚肉を巻いて串焼きにした博多豚肉巻き。1串9元からとお得
博多豚肉巻き(9元〜)も人気の高いメニューの一つで、選び抜かれた豚バラ肉と旬の野菜を用い、注文ごとに丁寧に焼き上げて提供される。素材の鮮度を活かしながら、価格も手頃に設定されており、1串から注文しやすい料理となっっている。
同店自慢のうどんをカルボナーラ風に仕立てた極上牛肉うどんは締めの一品に
さらに、料理長自ら手打ちする「うどん」もお薦め。もちもちとした弾力のある食感が特長で、一品料理としても締めの一品としても満足度の高い逸品である。なかでも焼き極上牛肉うどん(烤极上牛肉乌冬面、138元)は、カルボナーラ風に仕立てたうどんに、ローストビーフを配し、濃厚なソースと肉の旨味が絶妙に絡み合う、贅沢な一品に仕上がっている。
サービスと衛生管理への徹底した姿勢
同店では「お客様第一」の姿勢を掲げ、訪れるすべての客に最高のサービスを提供することを目指している。利用客からの声に耳を傾け、サービスや運営面での改善に常に取り組んでおり、食品衛生にも細心の注意を払っている。新たなメニューの導入予定はないが、既存の料理の完成度は高く、素材、技法、サービスの三拍子が揃った店舗である。落ち着いた空間の中で、確かな味と心のこもった接遇が提供されるこの店は、日本料理の魅力を再認識させてくれる存在として注目に値する。正佳広場の裏にあり、体育東路からのアクセスも抜群に良い。
手工炸鶏塊(自家製唐揚げ、39元)。ジューシーな鶏肉をカリッと揚げた一品。ビールとの相性抜群!
招牌火山土豆泥(名物!火山マッシュポテト、29元)溶岩のようなマヨネーズがとろける、スナックとトビッコ見た目も楽しい看板メニュー
スライスしたレモンをキンキンに凍らせてタワー状にし、サワーの中に入れて派手さを演出する氷封檸檬塔(氷結レモンタワー、38元/杯)
蘭鰻データ
住所:天河区体育西横街六運匯181号自編07号(ケンタッキーの階段の下)
電話:020-3839-7203、
189-2416-4288(日本語可)
営業:
17:30〜23:00(月曜日)
11:30~14:00、17:30~23:00(火〜金)
11:30~14:30、17:30~23:00(土日)
予算:120元